ステンドグラスのグラインダー (ルーター)の紹介

このグラインダーは米国のインランド社のグラインダー。ステンドグラスでガラスをカットした後、ガラスを削る道具がグラインダー。もう十数年使っている。主に消耗するのはガラスを削るビットと呼ばれる刃の部分。ビットにガラスを当てるのだが、ガラスの粉を撒き散らさないようにビットは水で濡らして使う。メッシュ状のトッププレートも何年も使っていると減ってくるので取り替えなければならない。

グラインダーの周りには、水が少しはねるので簡単な囲いが必要。また、顔や目を保護するためのシールドも必要だ。専用のアクセサリーでフェイスシールドとか、アイシールドなどの部品名で販売されている。この画像のフェイスシールドは自作でアクリル板ではなくガラスを使用している。傷がつかないのが利点だ。前面の角には黄色のビニールテープを貼り危険防止している。

こちらがビット、グラインダービットとかルータービットと呼ばれる。ガラスを削るための刃だ。  付属の六角レンチで取り外しをする。この刃は安全で、ガラスのような硬いものは削れるが、指のような柔らかいものは削れないから安心だ。サイズは色々あるが、全てインチサイズで呼ばれる。この刃は3/4インチでレギュラーサイズとも呼ばれ、グラインダーを購入すると付属品になっている。

こちらはグラスター社のダイヤモンドスター。グラインダーの定番で良く使われている。アクセサリーも豊富で、インランド社のグラインダーと同じように使いやすい。

こちらはグリフォン社のグリフェット。サイズが小さい割にパワフル。ホビー用として使いやすい。

グリフェットよりもサイズも大きくパワーのあるグラインダーならこれ。同じグリフォン社から出ているGRスタジオグラインダー。これはホビーでも使えるが、主に仕事で使うためのグラインダーだ。パワーは1/5馬力で他のどんなグラインダーと比べても圧倒的に力がある。静粛性もある。また、他のグラインダーではない特徴として、箱(画像に見える)に水を入れてスポンジに水を供給する点や、水抜きのホースがあり、ホースの先にバケツを置いておくならグラインダーを移動しなくても水を抜けることだ。本体が重いのでそんな仕様になっているのかというとそうではない。本体はそれほど重くなく、グラスターの上位機種のほうが重いくらいだ。

この画像には、水を入れるためのボックスやアイシールドが写っている。どれも標準装備だ。

グラインダーの前面にあるラベル。

外箱の大きさで比較すると、左側のGRスタジオグラインダーと右のグリフェットの差が分かる。

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